今ルチルクォーツのルースが熱い!!
こんばんは!
早速ですが質問です。
希少価値が高い原石からまず何に加工するかと言えば、皆様わかりますでしょうか?
ブレスレットでしょうか?丸玉でしょうか?それともバングルでしょうか?
その答えとは….
ルースです。
ルースとは何なのか。ルースの生まれた背景、今後の展望、そして当店の扱うルースとはどんなものなのかということを本日はお話していこうと思います。
ルチルクォーツのルースって一体何?
ルチルクォーツに限られたことではありませんが、ルースとは裸石と言われ、枠などのついていない石のことをいいます。基本手作業で行われ、原石の良質な部分のみをカットしてつくられています。品質の高いものはやはりただ研磨機に入れて磨いたものよりは、丁寧に育てたいという気持ちになるのでしょうね。
そんなルースが今注目されています。
何故でしょうか??
ルチルクォーツのルースが生まれた背景
こちらもルチルクォーツに限ったことではありませんが、良質な部分がなかなか採掘することができないというのが大きな理由になると思います。
大きい原石がない時点で大きいものはつくることができません。大玉のブレスレットなどは一番わかり易いかと思います。そして良質な部分が内包されている確率もかなり低くなります。仮に良質な部分を見つけても、それを大きくカットしてしまうことで低品質な部分も入ってきてしまいます。
そうすると高品質な部分の価値が損なわれてしまうのです。その為できる限り良質な部分のみだけをカットした商品をリリースしようということで、結果それがルースだったということなのです。
パワーストーンといえばブレスレットという業界から、一歩先に進んでいるのかなと最近は感じます。
ブレスレットでは満足のいかなかった品質レベルも、ルースでは満足できる。そんなことも現実として起きている感じがします。
そんな流れで今ではこの天然石業界でもルースを求める方も増えて参りましたが、そもそもダイヤモンドなどの宝石はブレスレットなどよりもルースを指輪やペンダントにしたりして流通することのほうが主流ですので、この業界もついに宝石レベルになってきたのかなと感じております。もちろん石の質によりますが、私は宝石レベルのルチルクォーツを紹介していきたいと考えておりますので、このルースが生まれた背景と今後のことを考えたらルースを持つことは決して無駄にはならないことだと思います。ルースはかなり使い勝手のいいアイテムですので、ルースで集める楽しみを感じて頂けたらと思います。
最近のルチルクォーツのルース
先のお話の流れでいうと、ルチルクォーツの品質評価は、気になる箇所が少ないといいますか、より完璧な完成度のものに評価がされる傾向があります。
例えばブレスレットで申し上げると、完璧な12mmと気になる箇所が多い16mmであれば、12mmのほうが評価されたりします。私もただ大きいだけにはあまり魅力を感じず、綺麗な小粒のほうに惹かれます。
そんな基準で私は商品選定しておりますので、より完璧に近いルースには非常に魅力を感じるのです。
例えば下記の画像などは、大きく心が動いたルースです。
ルースは基本小さいものが多いのですが、価格はそれなりにします。もしかしたら何でこんなに小さいのにこんなに値段するの??
と疑問に思われているかもしれません。事実私も過去に買い付け段階で同様の気持ちになりました。ですが今では理解できます。なぜなら理由は宝石レベルかつ、ルチルクォーツで言えば、もっとも綺麗な部分をカットしているので、ルチルクォーツの中での最高品質、最高レベルのものだからです。
大きくても小さくても綺麗なものは評価される、それが貴石であり宝石です。天然石業界の石は半貴石と言われておりますので、宝石などに用いられる貴石とは評価のされ方が異なります。
ですが、そんな中でも宝石レベルのルチルクォーツを扱いたいと思い、これまでずっと探し集めてきましたので、なんとか扱えるようになれてよかったと感じています。
そんな当店のルースですが….
今後はどうなるのでしょうか。
ルチルクォーツのルースの稀少性
いろいろとルートを開拓して、宝石レベルのルースを扱えるようになってきましたが、それでも潤沢に宝石レベルのものがあるかと言えばそうではありません。
上記の画像は特別なルースさん達ですので、いくらルートを開拓しても二つとない超一点物です。
その為稀少性が抜群に高く、いつでも入手できるものではないのです。これが宝石レベルのルチルクォーツのルースであり、当店が揃えるルースです。
そして、最後にルチルクォーツのルースの中でキングオブルチルルースと呼べるのではないかと思う逸品を最後に紹介しようと思います。
以前にフェイスブックにも一度掲載しましたが、実物を御覧になられた方は、こんなに大きいんですねと驚かれていました。
品質は完璧ですし、ここまで大きいルースであれば、これこそ大きさだけではなく、品質も伴った素晴らしいルースと言えます。一切の曇りがない、手のひらの指紋が透けるほどの透明度の高さです。
価格だけみればそれなりにしますが、これまでのお話から考えれば決して高くはないと評価できます。むしろすぐ販売してももうないからねと釘を打たれたくらいです。
一つだけ補足ですが、卸業者の最初の提示額は卸価格で100万円を超えております。評価のされ方が予測不能なところまできてしまっているように感じてしまうかもしれませんが、高品質なものの価格は上がることはあっても下がることはないというのがもはや当たり前になっております。
そして、ルチルを誰よりも多く見てきている私の心が動かされてしまった超一級品です。今後二度と出会うことはないルチルですので是非みてみてください。
もちろんこのルース自体、最近の原石から作ったのではなく、何年も前に採掘した原石から作っておりますので、いうならば過去のルチルです。
ですが、世の中に出回っていないレベルですので、最先端かつ最高レベルのルチルと表現を変えてもいいかもしれません。
まだまだお伝えしたいことはたくさんありますが、それはお電話や商談の際にさせて頂きたいと思います。
先ほどサイトに掲載しましたので見て頂ければと思います。
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。